コロナ・インフルエンザ・風邪・花粉症の特徴

「花粉症だとは思うけれども、新型コロナウイルスの軽症かも」、そんな心配をされる方のために、米ミネソタ州カーバー郡公衆衛生局の早見表をわかりやすく編集しました。新型コロナウイルス・インフルエンザ・風邪・花粉症の症状の特徴のチャートをご紹介いたします。

私の場合

新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るっています。そして、この季節にはインフルエンザ、風邪に加えて、花粉症が気になります。

実は、私も昨日の朝から鼻水がひどく、花粉症だと信じながらもオミクロン株のことが頭をよぎりました。

オミクロン株は比較的軽症者が多く、風邪のような症状が特徴的とも聞いていたからです。

とりあえず、来週からの仕事に支障がないようにと、本日、耳鼻科に行って診てもらいました。診断は恐らくは花粉症とのことで、鼻スプレーと飲み薬を処方されました。

コロナウイルス・インフルエンザ・風邪・花粉症の症状の特徴

耳鼻科で頂いた「花粉症アレルギー性鼻炎対策ブック」の冊子は、優れもので、その中に「新型コロナウイルス感染症と風邪と花粉症の違い」というページがありました。

出典はミネソタ州カーバー郡公衆衛生局でした。

耳鼻科で頂いた冊子にはインフルエンザの項目が入っていなかったので、これを入れて作ってみたのが次のチャートです。

それぞれの病気の症状はケースバイケースですので、参考程度にご覧くださるといいと思います。新型コロナウイルスでも軽症の人は無症状の方もいらっしゃるくらいですから。また、新型コロナウイルスの株は次々と変異しているので、その辺もご了解いただきたいと思います。

しかし、花粉症や風邪は、症状の右側が赤くなっているのが目立ちます。鼻水・くしゃみ・涙が特徴的ということですね。それに比べると新型コロナウイルスでの鼻水・くしゃみの症状は比較的おだやかです。体の痛みは新型コロナウイルスでは「頻繁にある」に対し、花粉症では「ない」と出ています。

私の場合は、ひどい鼻水とくしゃみで、医師は「鼻がかなり悪くなってはなっているが、副鼻腔炎は起こしていない」とのことでした。花粉症を放置していてひどくなると副鼻腔炎を起こして頭痛がしたり、発熱したりすることもあるのかな、と想像しました。

私は、皮膚疾患もあり、アレルギーに悩まされ、通年で抗アレルギー剤を服用しています。例年は、花粉症はマスクや良い睡眠をとることで病院にかかるほどのことはなかったのですが、今年は早くからきつい症状が出てしまいました。深刻な症状になる前に診て頂けて良かったと思います。

花粉症は早めの受診がおすすめ

花粉症の症状のある方、まだ軽いうちに耳鼻科にかかられることをおすすめします。

本日処方された鼻スプレー（点鼻薬）は、市販のものとは違い、即効性はないものの、点鼻を続けることで、花粉に対してバリアを張ってくれるようです。

また、ひどくなると、頭痛・喉の痛み・発熱などの症状も出て、他の病気、特に最近は新型コロナウイルスとの判別も紛らわしくなりそうです。

花粉の時期も早く過ぎてほしいですが、新型コロナウイルスも一刻も早く終息してほしいものです。