Elevator Pitch:  エレベーターピッチでの瞬時PR方法

こんにちは、つむぎの庭、糸野つむぎです。

職場のお隣の席の人とはおしゃべりすることはあっても、席が離れていたり、部署が違ったり、または席次がずっと上の方とはなかなか話をするきっかけがありませんよね?そんな人と、エレベーターが一緒になった時、会釈や挨拶だけでは、もったいないです。その時が話をするチャンスです。

 

「エレベーターピッチ」とは?

エレベーターピッチ(Elevator Pitch)とは、エレベーターで過ごすほどの短い時間、という意味です。また、pitchには間隔という意味の他、「投げる」が転じて簡潔に提案するという意味もあります。

 

上席者に対して、職場で直球を投げることは難しくても、職場以外の場所で、気の利いた会話ができたり、「これは!」と思われるようなPRができると、その後の関係に変化が出てくるかもしれません。エレベーターに乗っている時間が約30秒として、その短い時間に、要領よくPRすることで、プレゼン力が強調され、また、意外な場所ですので印象づけられます。

 

別に、上席者ではなくても、遠い関係で話をする機会がない人と、短い時間に気の利いた話ができると、その後のお付き合いが始まるかもしれません。まず、振り向いてもらうことから始まります。

 

雑居ビルで乗り合わせた保険会社の営業マンが、よその会社の人にエレベーターでPRをし、あまりに印象に残って、後日、保険に加入したという話もあります。

 

エレベーターピッチの場所

場所は別にエレベーターの中限定という訳ではありません。

そういえば、私の会社のフロアにある保険会社が入っていて、いつもおしゃれなそこの女性、化粧室で一緒になることがあります。とても、いい感じで話しかけられます。お天気のことが多いですが、年末には「いつまでお仕事ですか?」など、さりげない会話。もし、ここでエレベーターピッチが始まれば下地があるので、本気で聞いてしまうかも!!

 

化粧室、パウダールームも絶好の場所ですね。コンビニや店のレジ待ちで近くになったら、そこもありかも。電車やバスで近くになったら、それもあり。自然な成り行きで近くになった場所がいいですね。わざとらしいのはダメです。

 

エレベーターピッチでのPR内容

エレベーターピッチでのPR内容はどんなものがいいでしょうか?これは、もちろん自分のあふれ出る思いであり、且つ、相手の興味の範囲内で。相手が関心を持ってくれるようなフックを作ることがポイントでしょうか?そして、相手が行動を起こしたくなるようなPRだと最高にいいと思います。

 

この内容をとっさの場所で30秒程度で簡潔にPRすることは、難易度が高く、日ごろからの準備が必要でしょう。

①その人に伝えたい内容を整理しておくこと

②イントロ(出だし)を共感できるものにする

③時間が限られているので、問題提起を中心にする

④解散してからも相手の心に響くだけの余韻を残す

⑤相手が行動したくなった時のために自分の名前・連絡先を伝える

 

①の内容は、自分の利益となることであっても、必ず相手が得する内容であるべきです。後々仲良くしていきたい人であればなおさらです。

 

②のイントロがエレベーターピッチの成功のポイントかもしれません。そこがうまくいくと、緊張せずに続けられるでしょう。あふれる思いは普段から持ち続けているので、そこを簡潔に話し、できれば余韻を残すスピーチをすれば大丈夫でしょう。

 

さあ、あなたは誰に、どんな内容を聞いてもらいたいですか?そのために、すぐに努力できることはありますか?

成功をお祈りしています。

 

体験談などありましたら、教えてください。すぐにアップされることはありませんので、ご安心ください。

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