食品ロス~今年の恵方巻き、でも日本食の知恵に希望

こんにちは、糸野つむぎです。

私は、食事作りが好きでも得意でもありません。よくやってしまうのが、使おうと思って買っていた食材の存在を忘れてしまって、無駄にしてしまうこと。きょうも、までろん(夫)達に見つかってしまいました

食品ロス(我が家の場合)

までろん(夫)

おい、これ、賞味期限きれてるよ!

つむぎ

え~、ごめん、捨てといて。

まりーちゃん(娘)

あ~、もったいなー

今年の恵方巻きの食品ロス

恵方巻きは関西発祥の風習ですが、今や日本中に広まり、節分のイベントとして定着している様子。先月のドラマ「もみ消して冬」でも、一家が執事の作った恵方巻きを食べるシーンがありました。2月3日のスーパーやコンビニでは、販売に力をいれているようで、毎年たくさんのおいしそうな恵方巻きが並んでいます。

とても盛り上がる日ですが、節分のイベントは一日限りなので、製造する工場、販売する小売業には大変難しい課題があるようです。食品ロス問題を研究する井出留美氏によると、「足りないと販売する機会を逃すため、小売は多めに発注し、工場は余ることを見越して製造せざるを得ない。作り過ぎの姿勢を見直す時ではないか。」と語っておられます。(朝日新聞夕刊2018年2月6日)→朝日デジタル

それでも、世界を救うのは日本食の知恵

世界では、平均して約3分の1の食料を無駄にしているらしいのです。ジャーナリストのマイケル・ブース氏はThe Asashi Shimubun GlobeのGuisineの記事の中で、次のように述べておられます。

食べ物を無駄にしない日本人には食の知恵があり、世界が学べることはきっとある

●漬物は、安かったり少し古くなっていたり、考えもつかない部分を材料として作ることができ、且つ、ヘルシーで美しい

●粕漬けは、酒を造る時にできる副産物にすぎない酒粕を使っている

●鮮魚・鶏肉を無駄なく使い切ることにも一流→ ウナギの骨、フグのヒレ、鶏の皮・軟骨等

●ゆばは、温めた豆乳にできる膜が美食に高められたもの

●ゆずも無駄なく使い切られている→ 皮・中果皮・種は食品や化粧品に使用

食品ロス改善のため、 私たちがすぐにできること

食品ロスの問題解決のためには、我々消費者が「もったいない精神」をしっかりと心に刻むこと、そのような消費者の考え方を売る立場の企業がしっかりと受け止めることが大切ではないでしょうか?

とりあえず、今からすぐできること→ 冷蔵庫やストックのロスを出さない、必要な分だけ購入すること

という訳で、昨日の昼食は在庫一掃を兼ねて、バラエティチャーハンを作りました!

 

 

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