帰省で感じた自然の豊かさと不便さのギャップ

こんにちは、ぐうたらスーパー主婦の糸野つむぎです。

昨日まで3日間、実家に帰省しました。遠方であり、色々な事情が重なり、約2年ぶりです。

自然の豊かさに感動

新緑の季節ということもあり、今回は改めて自然の豊かさに感動しました。

  • 星が大きく、落ちて来そうな位近い
  • ホトトギスが美しい声で「ホーホケキョ」と鳴いている
  • 夜はカエルの鳴き声
  • 鮮やかな色のトンボ、チョウが飛んでいる

 

朝は小鳥の声で目覚めます。リゾート地に旅行に行った時のようです。こんなに自然豊かな場所で育ったことを忘れていました。父に、「ホトトギスって、前から鳴いていた?」と尋ねたほどです。「もちろん。春の初めより、5月の今の方が上手に鳴けるようになっている」とのこと。

 

住んでいた時は当然の環境だったのでしょう。自然の豊かさを意識できていませんでした。違う場所で長い間暮らして、歳をとって、やっと感じて感動できたのでしょう。

両親の老い

会うたびに両親が老けていくのを目の当たりにします。歩き方がおぼつかなくなり、さっき解決した話をもう一度持ち出したり、あきらかに物忘れもひどくなっていることに気がつきました。

80歳を超えた母はいつも言います。

「70歳までは何とかなったが、そこを境に急に体力が衰えた。」

 

電話で話す声には張りがあり、元気そうでしたが、会ってみると一回り小さくなり、背中が少し曲がりかけています。歩き方も頼りないのです。

 

父は持病があり、薬を長期間服用しているためか、腎臓にも影響が出てしまいました。無口な人ですが、さらにしゃべらなくなり、寝転んでばかりでした。

 

田舎に住んでいるし、家も古くなったし、不便な事がたくさんあります。しかし、2人の間で結論が出ていないので助けようがありません。老いが決断力を無くしているのであれば、背中を押してあげたいのですが、なかなか頑固で話が進みません。

 

あの自然の豊かさに包まれて、これ以上のすみかはないと思っているようです。持っている物を取り上げて、新しい暮らしが上手くいく保障もありません。難しい問題です。

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