今年のみそ、クイジナートで仕込み完了!

私がみそを手作りする3つの理由

みそを手作りし始めて10年以上になりました。ぐうたらスーパー主婦で、家事は苦手・嫌い。でもみそ作りだけは毎年欠かしません。その大きな理由は、「おいしいから」につきます。

毎日の料理におだしにこだわったり、ファンシーなことをする余裕がないので、みそさえおいしければ最低でも美味しい味噌汁が簡単に作れます。手作りのおみそはとがった感じがなく、まろやかでふんわりした味です。まりーちゃん(娘)は私がさらに手を抜いてインスタントの味噌汁を出すと飲んでくれません。どんな高価なインスタント商品でもまずいそうです。

みそを手作りする二つ目の理由は、年中行事となってしまったからです。10年以上続けているとやめられなくなりました。家族の期待を裏切れなくなったのです。

そして、3つ目の理由は、コスパがいいからです。一度に仕込むと約8.3㎏のみそができます。これは我が家の1年分に相当します。みそがなくなる度にスーパーに買いに行き、重い買い物をする必要がありません。

手作りみその材料(麦みそ編)

私が好きで毎年作っている麦みその材料は次のとおりです。

  • 大豆 1.55kg
  • 麦麹 3.0kg
  • 塩 麦麹に混ぜる分 550g
  • 塩 出来上がり上に乗せる分 100g

以上の材料で約8.3kgの麦みそが出来上がります。上記の材料の合計が8.3kgにならないのは、大豆を煮た時に水分を含んでしまうからです。

麦こうじ



大豆(煮たもの)

今年はクイジナートが大活躍

大豆は圧力鍋でさっと煮ますが、みそ作りで時間がかかるのは、煮た大豆をつぶすところです。最初はマッシャ―でつぶしていたのですが、翌日腕が筋肉痛になっていました。しかし、きちんとつぶしておいた方がきめの細かい、よりまろやかな味に仕上がるような気がして、大事な作業と考えています。

そして、数年前から思いついて、自宅で眠っていたフードプロセッターでつぶしていました。きれいにつぶせて、豆の形状が残らなくなりました。しかし、結婚プレゼントで頂いた古いものだったので壊れてしまいました。

昨年はブレンダーを購入しました。しかし、連続使用可能時間が1分間と非常に短く、2分も使うとブレンダーが熱くなってしまうので、怖くて使えなくなりました。そんな訳で、フードプロセッサーを新たに購入することに決めました。

今度は器具に失敗したくなくて、スペックを細かく調べ、たどりついたのがクイジナート(Cuisinart)です。アメリカ製らしく、アメリカ人が時短調理するのに便利なように開発を続けてきたメーカーらしいです。しっかりした作りなので、電気屋さんで買うとなると結構な出費です。しかし、今回はメルカリで未使用品に出会え、大変いいお品を割安で譲っていただくことができました。

このクイジナート、切ったり、刻むだけでなく、こねたり、スライスしたり、千切りしたり、おろすこともできる優れもの。しかし、私の場合は年に一度のこのみそ作りが目的でした。なんと、連続稼働時間は10分なのです!これで心配なく大豆をきれいにつぶすことができます。

煮上がった大豆をつぶす前
クイジナートできれいにつぶすことができました!

ご覧のように、クイジナートできれいにグラインドできました。何度か試してみて、容器の半分くらいに煮豆を入れると2分弱できれいにつぶせることがわかりました。多すぎると混ざりににくく、ひっくり返したりするので手間がかかります。少なすぎると刃の回転だけでは均一に混ざらなくて豆の形状が残ってしまうのです。

つぶした大豆は塩を混ぜた麦こうじと合わせて仕込み完了

上記のつぶした大豆は、あらかじめ分量の塩を混ぜておいた麦こうじと合わせます。この時は、私はプラスチックの衣装ケースをきれいに洗って、その中で混ぜます。そして、ハンバーグを作る要領で玉を作り、保存用の大きなタッパーに投げつけるように入れていき、最後に上から押してできるだけ空気を抜きます。

この写真の状態に、ふたをするかのように塩を均一に広げ、ラップをして本当の蓋をします。GW明けに上下をひっくり返し、冷暗所で保管、梅雨明けに小分けして冷蔵庫保管します。

結構、このみそ作りはおおざっぱにやっても何とかなるものです。ぐうたらスーパー主婦の私が、10年以上続けているのはその理由からです(笑)。ぜひ、皆様もお試しください。

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