オフィスでの健康的な働き方~チェックリストで診断しよう

こんにちは、ぐうたらスーパー主婦の糸野つむぎです。

 

私の会社では毎週月曜日に定例の朝礼があります。半年程前に異動してきた社員さん、もともと面白い人なのですが、この方の朝礼のお話がおもしろく、しかも最近は進化していくので楽しみにしています。最初は苦労話・失敗談で笑わせてもらっていましたが、最近は仕事の話を真面目にしながらも節々に必ず笑えるツボがあるので、みんなが彼の話を楽しみにしています。どれだけの人が気づいているかわかりませんが、赴任当初から一貫したテーマに添っています。それは、「健康で明るく」ということです。

 

朝礼で聞いた「筋肉枯れ」の話

先日の朝礼のお話に「筋肉枯れ」がありました。人は、20代から60代までの間に2割の筋肉が減るそうです。しかし、日常的に運動している人の減り方は遅く、逆に、運動を全くしない人の減り方は早いそうです。筋肉が減ることにより、冷え症・むくみ・疲れなどの弊害が出てくるとのこと。筋肉はリンパ液を毛細血管に送り込む役割をしているので、その筋肉が減ると、血液の流れが悪くなることが原因だそうです。

 

でも、大丈夫。はりきって大きな運動をしなくても、運動のネタは身近なところにあり。休憩時間に伸びをしたり、歩くときに脚を高く大きく上げることを意識することでも小さな運動になるとこのこと。

 

この方はいつも仕事に直接関係ないような話をした後で、必ず、この言葉を足します。

 

「で、何が言いたかったかというと、…なのです。」

 

実は、このフレーズ、最近事務所で流行っています。これを言って締めくくると、笑いがとれます。

 

この時は、「で、何が言いたかったかというと、みんなで意識して健康になって、ますます会社を盛り立てていきましょう。」と、くくりました。話はそれていない、これを言いたかったがために、筋肉枯れの話をした、ということです。彼は、マラソンランナーですので、本当はマラソンの話をしたくてたまらないことを、私は知っています。休日にどこを走って、どうだったか、教えてあげたい気持ちで一杯なのですが、敢えてそれをこらえて、全員の共通項の「健康」というテーマで働く姿勢につなげています。見え見えなのが、かわいいところです。

 

休憩時間にプチ体操している人も

さて、実際のところ、パソコンに向かって一日中仕事をしている私達です。同僚の中には、むくみと冷え症と悩んでいる人もいます。忙しくてお手洗いにも行きそびれる人まで。彼女らは確かに意識して、休憩時間を過ごしています。休憩コーナーで座らないのです。そればかりか、少し高めのテーブルに手を置いて、脚を伸ばしたり、腰の体操をしたり。実に積極的に自分の健康を守ろうとしています。

 

私も以前は良く肩がこっていましたが、椅子を高くして、上から見下ろすような感じで仕事をしていると楽です。週に4回ほどはジムに行ってから出勤していますので、血行は良くなっているような気がします。たまに、目が疲れすぎてしんどいな、と感じる日もありますが、日常的ではないので大丈夫です。

 

オフィスで健康を保持・増進する行動

2015年度の経済産業省「健康経営に貢献するオフィス環境の調査事業」報告書に、どうしたらオフィスで健康を保持・増進できるかが書かれています。

あなたの職場では、7つの行動、守れていますか?真ん中に、「健康意識を高める」とあります。大切なことなんですね。

 

次に、7つの行動の簡易チェックシートがありますので、試してみてください。あてはまる項目に○印をつけ、カテゴリ毎に集計します。

 

 

結果はこちらに。計算方法に従って、○印の数を計算しましょう。

 

経済産業省「健康経営に貢献するオフィス環境の調査事業」報告書

 

最後に、計算したものをレーダーグラフにするとバランスがわかりやすくなります。7割以上が合格ラインだそうです。

 

健康的な働き方ができているかをチェックすることで、課題も見えてくるでしょう。ぜひ、身近な人にこの話題を共有してください。みんなで一緒に健康になりましょう。

 

 

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