「おのくん」~宮城県東松島市の手作り人形
朝焼け

こんにちは、糸野つむぎです。

「おのくん」のこと、ご存知ですか?

私は、昨日のNHKの番組で、「おのくん」のことを初めて知りました。カラフルで腕・脚の長い、とても愛嬌のあるお猿さんのぬいぐるみ。しかも、一体一体すべて異なり、同じものはなさそう。手作りの好きな自分としてはとても気になる「おのくん」です。

 

番組は東日本大震災の復興関連番組だと、気が付きました。「おのくん」は、復興に向け、賑わいを取り戻すために東松島市の主婦の方々による手作りの人形だったのです。おのくん紹介ページで取り組みを知ることができます。

 

東松島市はこんな街

●観光地松島と石巻の間にある街

●豊かな自然に恵まれ、海苔や牡蠣の養殖が盛んだった

●海岸に広がっていた肥沃な土地を活かした農業なども盛んなだった

●松島・石巻といった名の知られた場所に挟まれていることから、通過地点で、立ち寄る人は少ない

●街を離れていった人も多く、 賑わいを取り戻すには大きな課題が残っている

 

「おのくん」は人々を繋ぐ存在

「おのくん」は、ひとりでも多くの人が東松島を訪れてほしい、という願いがこめられたキャラクターなんです。購入してくれた方は「里親」と呼ばれています。また、「おのくん」の材料となる靴下や綿の寄附も受け付けているそうです。写真をこのページに掲載できればいいのですが、私はまだ里親になっていないので、ご紹介できず残念です。とてもカラフルで愛くるしいです。長~い腕・長~い脚が特徴的で、繋がりあったり、カバンなどに巻きつけることもできそうです。なんといっても、東松島市の主婦のみなさんの手作りです。

 

興味を持たれた方、おのくん里親申請書のページをご確認ください。インスタにもたくさんの投稿があります。海外からも! 1,000円でとても愛嬌のある「おのくん」の里親になれて、東松島の復興にわずかでも貢献できます。「おのくん」を連れ歩くことにより、さらに里親さんが増え、里親ネットワークで繋がることができれば素敵ですね。NHKでは、実際にそのような各地の繋がりの一例として、大阪府吹田市のイベントを生中継していました。

 

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