こんにちは、ぐうたらスーパー主婦の糸野つむぎです。
少し前になりますが、朝日新聞にこんな投稿がありました。
日本人は漠然とお礼を言いますが、我が家にホームスティしているアメリカ人の男の子はきちんと理由が入るのです。
朝日新聞 ひととき 2018/4/25
「〇〇してくれてありがとう」と一つ一つの行為に対して感謝してくれるとのことです。
いいな!と思いました。
日本人は曖昧の文化とも言われる通り、すべてを語らなくても察してくれます。主語がなくても通じるのがその典型的な例です。いちいちつけていたら不自然な日本語になりますよね。
でも、投稿のアメリカ人の男の子はきれいな日本語を話されるそうですから、当然余分な主語はつけていないはずです。彼の感謝の言葉に新鮮さを感じて投稿されたのですから、何かに感動したはずです。それこそが、「感謝の言葉に一つ一つ理由を入れる」ということなんですね。
「気遣ってくれてありがとう」
「忘れないように覚えていてくれてありがとう」
「僕の日本語を直してくれてありがとう」
こんな感じだそうです。
こんなに言われたら嬉しくて、心があたたかくなりますよね。
さて、この理由を不自然さなくして、スラスラっと言えるのは、相手の行動を意識しているからだと思います。相手が自分のために意識して行ってくれた行為に感謝の気持ちがあるからです。
さて、私も感謝に理由を添えて伝えてみましょうか。いつも色々と手伝ってくれている夫に‥
「お皿洗いしてくれてありがとう」
照れるな、言いにくい‥
「お皿洗い、お疲れさま」
これなら言えるかも。気持ち、通じますよね。