こんにちは、つむぎの庭、糸野つむぎです。
毎日仕事でへとへとに疲れているのに、買い物や夕食の支度、嫌になるけどやらないといけません。ついつい、出来上がりの総菜売り場に足が向き、一品はそれに頼っているぐうたらスーパー主婦です。そこへ救世主になるかもしれない、ライオンのリードプチ圧力調理バッグが新聞に紹介されているのを目にしました。
中食は利用、しかし内食を少しでも増やしたいのが本音
スーパー各社も「中食」(なかしょく・ちゅうしょく)というマーケットに注目し、総菜売り場の充実に力を入れています。ちなみに、中食に対して、おなじみの「外食」、家庭内で調理をして食事する「内食」という形態があります。
それでも、一応私はぐうたらスーパー主婦を名乗っていますから、食事の内容はともかく、家族で食卓を囲むことだけはできるだけ続けたいと考えています。ですから、とりあえずの食卓が毎日続いています。帰宅してできるだけ早く夕食の支度を終えたいので、新メニューにチャレンジすることは平日は難しく、何となく同じような食卓が続いています。「中食」の総菜売り場にも頼りがちですが、揚げ物以外はできるだけ食材から調理する「内食」を維持しようとしています。
と言っても、
ママ、これおいしいけど、ワンステップ調理だよね?
あら、ばれたわね。でも、簡単でおいしかったらいいでしょ。
このレベルです。切ってお皿に入れるだけだったり、せいぜいツーステップで、切って焼くなど。マンネリ化しがちです。だから、新メニューにチャレンジした日はとてもまりー(娘)にほめてもらえます。
救世主登場、ライオンの「リードプチ圧力調理バッグ」
こんな物があったんだ、と驚きました。メーカーは消費者のニーズに迫ってきてくれます。
ライオンはキッチン用品ブランド「リード」をてこ入れする。働く女性をターゲットに設定し、仕事と家事の両立を後押しする「時短」をテーマに商品を開発する。
第1弾として、電子レンジで簡単に調理ができる「リードプチ圧力調理バッグ」を発売。スーパーの生鮮品売り場での商品展開のほか、野菜宅配事業者と組んだサンプル配布など販売促進での新たな試みも展開する。
日経MJ 2018/3/21
リードの商品に込める想いは次のように語られています。
もっとかんたんに叶えたいと思っています。
ライオンの独自調査によると、
●子育てしながら働く女性の約7割が「調理が負担」
●9割以上が「手作りしたい」
「時短」を切り口にした商品の潜在需要は大きいと判断し、30~40代女性をターゲットに商品開発をすすめてきたそうです。
さすが、ライオン。
中食だけに満足していないという、子育て世代の潜在的なニーズを商品開発につなげている。
消費者もメーカーもどちらも満足、いい感じ!
「リードプチ圧力調理バッグ」の特徴は?
ライオンのリードプチ圧力調理バッグは今年3月7日に発売されました。
特徴は次の通り。
食材と調味料を入れたバッグを電子レンジで加熱するだけで調理完了
そんなん、お鍋を使えばいいじゃん!
まりーの突っ込みがはいりました。しかし、ちゃんと説明しますね。
実は、お鍋で調理するのと違って、次の「楽チン」ができるんです。
●短時間で食材が柔らくなり、しっかり味がしみ込む
(理由:食材から出る蒸気でバッグが膨らんで圧力がかかる)
●帰宅時間が異なっても、その都度作ると出来立てが食べられる
●あらかじめ食材を入れておけば、冷凍保存して必要な時に調理できる
(*冷凍不可のレシピもあり)
気になるお値段は、店頭実勢価格で320円(5枚入り)で、1枚あたり約60円。一般的な保存バッグの5倍程度にはなるようですが、パッケージにレシピ付きなので、献立を考える手間が省けます。ここでも「時短」、時間を買いたい消費者のニーズ狙いです。
しかも、レシピサイトの「クックパッド」と連携して、約40のレシピを公開しています。このようなメーカーの努力、大好きです。消費者の望んでいる生活を調査・分析し、自社でできることを考えて商品開発して、購入してもらうことができたら、少しでも便利な方法ですぐに使えるようにしています。消費者目線でつくられる商品はきっと使う人の心をつかみ、ロングユーザーを増やしていくと思います。
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