現象を言語化することで救われることがある~②子どもの場合
つむぎの庭に心癒される花々が咲きますように…

The こんにちは、つむぎの庭、糸野つむぎです。

昨日の記事「現象を言語化することで救われることがある~①書き出してみる」に続きます。

 

言語化とは、見えない事象を言葉で表現すること

「言語化する」という英訳にverbalizeという単語を使用しました。この記事のURLをご覧ください。

”https://tsumuginoniwa.com/verbalizing2/”

となっています。ちなみに昨日はverbalizing1としています。このブログは、tsumuginoniwa.comという独自ドメインを取得しているため、その後にそれぞれの記事の名前がつけることができます。もし、この作業をしなければ自動的にアルファベットと数字でURLが作成されるので、できるだけ名前をつけてあげるようにしています。

 

それはさておき、「言語化する」(verbalizing)について、腰をすえて考えることはめったにありません。個人的には言葉というものにとても感心があり、大好きな話題です。言語化とは見えない事象を言葉で表現することです。昨日は、感情を言語化すると心の整理ができて、見えてくるものがあるということを書きました。このことは、大人だけが対象ではなく、小さな子どもにもあてはまることなのです。

 

子どもの感情を整理するのを手伝う

小さな子ども達は意志のぶつけ合いをおかまいなしに行っているため、小さな衝突が頻繁にあります。この衝突がなければ傷つけあうことはありませんが、それでは免疫力もつかないし、成長もありません。衝突は成長に必要な要素ですが、不快な気持ちを引きづらないために、その場その場での検証ができればいいと思います。

まりー(娘)

わーい! 現場検証だぁ。

 

つむぎ

ちがう、ちがう。 警察ごっこじゃないんだから。
検証は、現場でしなくてもいいの。
事実を知り、今後の参考にするためにやることだから。

 

子どもが他の人と交渉することを手助けする方法

世間知らずの子どもがイライラしたり、落ち込んでいる時、解決を手助けし、今後の成長につなげてほしいと思いませんか?そんな時、次の方法はいかがでしょうか?

①子どもの状態に変化が見られる

②何が起こっているかを把握する(落ち着いて)

「何かあったの?」

「その時はどう感じていたの?」

「それから何が起こったの?」

「今は、どう感じているの?」

時系列に答えやすい質問をして、起こったことを把握しましょう。

③これからのことを検討する

「何かいい方法はある?」

「こんな方法もあるよ。」

「他にはアイディアはないかな?」

「じゃあ、どうしたらいいか考えようか。」

④決まったプランの実際的な計画を立てる

「じゃあ、○○の方法でやってみることにするのね?」

「いつからにする?」

「どうなったか、結果を教えてね。」

「すごいね、嫌な思いをしたのに、ちゃんと言葉にして話すことができて。」

「これだけしっかり話ができた上に、これからのアイディアも色々考えて決めてエライ!」

ポイント!
子どもの交渉を手助けするポイントはこれ!
☆子どもが負の感情を口に出しやすいように質問に配慮
☆解決のためのアイディアを子どもからできるだけたくさん出させる
☆出てきたアイディアから選択させることにより自分の足で歩けるようになる
☆真剣に考え、言葉にしたことをほめてあげる

もしかしたら、知らず知らずにうちにやっていることかもしれませんね。でも、書きながら思ったのですが、この方法、会社でも使えるかもしれません。トラブルがあった時のみでなく、新しいことをやろうとする時にも有効かも。優秀な人ほど、気遣いができて円滑に交渉事を進め、人間関係も良好です。そういう人ほど、損得勘定なしで、人の成長を大切にしているのかもしれませんね。

 

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