こんにちは、糸野つむぎです。
先日は日本国内における食品ロスの現状について書いてきました。関連してとてもおもしろい新聞記事を見つけましたのでご紹介します。
フードシェアリング
「食品シェア みんな幸せ ~ 売れ残ったらスマホで出品→お得に買える」
(18/2/24朝日新聞夕刊 →朝日デジタル)
「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」「お得に食べたい」
この関係をつなぐ「フードシェアリング」のウェブサービスが相次いで生まれているらしいのです!
●「TABETE」のウェブサービス→ TABETE
例)売れ行きの芳しくなかったパンを安く提供、ユーザーが予約して購入
☆せっかく作ったものを捨てることなく、誰かに食べてもらえる
☆顧客開拓につながるケースもある
●「Reduce GO」のウェブサービス→ Reduce GO
月額税抜き1,980円で加盟店で1日2回まで食品を受け取れる
☆先に決済することで、ユーザーはより店に足を運ぼうとする
☆結果的に、食品ロスが減る
(今春開始予定、会員登録募集中)
●「KURADASHI.jp」のウェブサービス→ KURADASHI
賞味期限が迫っていたり、包装に傷があったりなどの理由で店頭で売れない商品を販売
☆「商社勤務時代、捨てられる食品の多さを知った」ことが食品ロス削減の動機付け
☆一人ひとりの意識が変わるような発信をしていきたい
そして我が家の場合
ママ、また甘いもの、たくさん買ってきてる!! 太るから、ダメだよ。
だって、賞味期限が迫っていて、かなり値下げされていたのよ。
食品ロス削減への協力よ。
たくさん買ったから、貢献度高いでしょ。
上記記事から約2年経ちました
以下加筆します。 2020/2/1
2年経った今、日本では食品ロスに対して真剣に取り組む社会になりつつあります。今年の恵方巻はファミリーマートやイオンでは予約で割引販売しています。予約を取ることで、仕入れる材料の数量が決まるのでロスがかなり抑制できます。
上記でご紹介したTABETEは当時は首都圏中心でしたが各地に広がりつつあります。作った料理が捨てられる前に購入することをTABETEでは「レスキュー」と言うそうです。お店の料理に対する愛情と、お客様への感謝の気持ちが込められている言葉ですね。ちなみに、URLはhttps://tabete.me/で、「私を食べて!」で、かわいいですね。
外食・中食事業者の方もTABETEに参加できます。メリットは次の通りです。(TABETE HPより抜粋)
- 食品ロスを利益に還元
- 新規顧客獲得につながる
- 廃棄コスト削減
- SDGsやCSR活動の一環になる
ますます、このフードシェアリング(食品シェア)の動きが広がっていくことを期待しています。