堅実女子とゼロ円女子の分かれ目

こんにちは、つむぎの庭、糸野つむぎです。

突然ですが、給料日の後、あなたはどういう行動をとりますか?

気持ちが大きくなり、ちょっとしたぜいたくをしますか?堅実女子とゼロ円女子という切り口で、消費生活と及ぼす影響について考えてみます。

 

堅実女子とゼロ円女子の実態

ここに、興味深い統計があります。

調査日:  2017年12月26日~18年1月29日

調査方法: インターネット

調査対象: 25歳以上36歳未満、年収300万円以上500万円未満の未婚女性

回答の比較:「堅実女子」貯金額200万円以上(215人)と「ゼロ円女子」貯金額ゼロ~10万円未満(214人)

<女性の貯金額とライフスタイルに関する比較調査>
■貯金が200万円以上ある”堅実女子”の6割が部屋の整理整頓をきちんとしており、貯金”ゼロ円女子”より1.5倍も多い

■”堅実女子”のATMの利用頻度は月1回以下が4割で1割は月に一度も利用しないことが明らかに

■”堅実女子”がファストファッションを購入する際、”ゼロ円女子”よりも「着心地」を特に重視する傾向

■”堅実女子”の3人に1人が「結婚資金の貯金」をしており、”ゼロ円女子”の倍以上存在

■各種積立制度の認知度には2倍近く差があり、NISAの実施率は”堅実女子”が3割に対し、”ゼロ円女子”は1割に満たない結果

これは、25歳以上36歳未満の未婚女性についてですが、このような条件を無視して、自分と置き換えて考えてみませんか?

貯金はないより、たくさんある方がいいという前提で、堅実女子(男子)を目指そうとすると、その行動パターンは次のようにも置き換えられます。

■部屋の整理整頓ができている

■ATMの利用は月に1回以下

■ファッションは着心地優先、買い物は使い心地と長持ち優先

■結婚資金、または、住宅資金、教育資金など近く必要になる費用を貯金

■各種積立制度に関心、または実行中

あなたは、上の項目でいくつあてはまりましたか?あてはまる項目が多いほど、堅実度が高いということです。

具体的に見ていきましょうか?

 

■部屋の整理整頓ができている

堅実女子は必要なものにお金を使う→ 不要な物に囲まれないため、部屋も整理されている

何を所持しているかが明確なため、似たような物を買わずに済み、すっきりした状態が継続

 

■ATMの利用は月に1回以下

堅実女子は予算生活をしている→ 1カ月に必要な額がわかっているので、生活費の引き出しがシンプル

つむぎ
足りなくなって、その度にATMに行っていたら良くないのね。あらかじめ組んだ予算の中でやっていくべきね。

 

■ファッションは着心地優先、買い物は使い心地と長持ち優先

堅実女子は「着心地」「素材の質」「機能性」を重視し、「ベーシックなものを長く着る」ことを念頭に置いて服選びをしています。自分の部屋のどこに何があるか把握できていれば、探し物やなくし物をしなくて済みますし、同じ物を重複して買うような無駄も避けられます。

(「シンプルライフ」ガイド:金子 由紀子氏)

■結婚資金、または、住宅資金、教育資金など近く必要になる費用を貯金

時間もお金も大切にできる消費生活ができると、無駄なもののない、すっきり広々とした空間に暮らすことことになります。すると、思考は明晰になり、長期的展望を持って行動することが容易になります。自分の将来に向けた貯金が可能になります。

 

■各種積立制度に関心、または実行中

自分のやりたいことや、手に入れたいものに必要な費用を調べて、毎月の収入の中から積み立てていくとお金も無理なく貯まり、夢も実現しやすくなります。「ゼロ円女子」のようにお金がなかなか貯められないという人は、お給料が入ったら、まずは収入の10%でも自動的に貯蓄や投資に回るよう積立を始めましょう。

「家計簿・家計管理」ガイド:飯村 久美氏

堅実主婦をめざして

できることなら、当座の必要なお金にあたふたするのではなく、将来のために余裕が欲しいところ。私も堅実女子を目指すべく、まずは部屋の整理整頓から手をつけましょうか?

 

スポンサーリンク