薬局の価格とサービスの差、賢い選択を考える

こんにちは、ぐうたらスーパー主婦の糸野つむぎです。

ご存知でしたか?薬局によって、価格とサービスに差があるのです。

 

薬局によって価格が違う

この4月から調剤基本料の基準が一部変更になりました。(下記は、日経新聞2018/4/21より引用)

 

 

処方箋1枚あたりの基本料金(窓口での自己負担が3割の場合。10円未満四捨五入)

薬局のタイプ 基本料金
病院の敷地内の門内薬局 30円
大手チェーンの門前薬局 50~60円
門前薬局 80円
街なかの多くの薬局 120円

 

つむぎ

知らなかった…
じゃあ、遠くの大きな病院で診てもらったら、自宅近くの商店街の中の薬局より、病院の門内または、門前薬局の方が安かったんだぁ。

 

そういえば、子どもが小さかった時に、遠くの小児科に連れて行ったけれど、近くの薬局に処方箋を持って行くと、取り扱いがないと言われて困りました。その薬局から門前薬局に電話してくれて、なんと親切なことに届けてくれました。子どもが病気の時に何度も出るのは大変だろう、という配慮をしてくれたのです。それからは、ずっとそこでお願いするようになりました。

かかり方によっても価格は違う

少しでも安く済ませる方法

少しの努力で価格は違ってきます。

少しでも安くする方法

•お薬手帳(またはアプリ)を持つ

•同じ薬局を6か月以内に再利用

•休日・夜間を避ける

•ジェネリック医薬品の取扱の多い薬局でジェネリックを選択

最後のジェネリックですが、つい希望することを言い忘れるので、保険証にシールを貼っておくと病院の医師が最初からそれで処方箋を書いてくれることもあります。

 

サービスでも薬局で差がある

「かかりつけ薬剤師」という制度が2016年4月から始まっています。これは、別々の病院からもらった薬の中に飲み合わせの悪いものはないかなどを、同じ薬剤師が一元管理するものです。

 

このかかりつけ薬剤師を決めると、「かかりつけ薬剤師指導料」が1回あたり220円発生します。でも、これくらいの価格であれば十分価値のあるサービスだと思います。若い人や特に持病のない人には不要なサービスですが、高齢になり、持病があり、それに加えて新たな病気になった場合はとてもありがたいサービスです。

 

病気を色々持っている高齢者は複数の専門医にかかっているケースが多く、診察の時間は決まっている上に、タイミングよく薬の質問をし忘れることがあります。そんな場合に、相談する場所があるだけでもありがたいです。医師に聞きにくい質問や健康相談(限度はあるかも)もでき、より密接な関係が築けます。特に栄養管理のことは医師に聞くと嫌がられますが、高齢者には大きな関心事です。考えてみてください。自分の親が、220円払うだけで薬の管理がしてもらえ、健康相談もできたとしたら、安心しませんか?

 

価格かサービスか?

私個人の場合は薬についてそんなに悩みはないので、少しでも要領よく、安くすむ薬局を選ぶと思います。でも、高齢の両親には自分の健康と向き合って納得してほしいので、信頼できるかかりつけ薬剤師さんがいる薬局を選んでほしいと思います。

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